2年ぶりです
2年ぶりです!
よくアカウントが残ってたね! かいだこです!
最近、春休みで狂ったようにライトノベルを読んでるんですけど、中でもイチオシの奴があったので紹介します。
それがこちら!
遊者戦記 #君とリアルを取り戻すRPG (ダッシュエックス文庫) | 紙城 境介, 40原 |本 | 通販 | Amazon
まあ、見た目はよくあるVRMMOもの、なんですが……
読んでいくと、結構色々違ったりするんですよ。あんまり詳しく書こうとするとネタバレになっちゃうので差し控えますが、とにかく最後の1行まで目が離せない。
あと、主人公カップルのいちゃいちゃ具合がたまらない。
いちゃいちゃに関しては、『小説家になろう』に、同じ作者で、同じカップルが登場する作品があったりもするので、まずはこちらを読んでみてはいかがでしょーか。
これ読んで「こいつらが『リアルを取り戻す』様子を見たい」と思ったら、もう買うしかないと思います。
僕個人的な希望を挙げるなら、この作品は、是非2016年中に読んで欲しい。
まあ、それはもう無理なので、「2016年度中に」、あと1か月のうちに読んでほしいです。時事ネタがいい味を出しているんだけど、それが最大の効力を発揮する期間というのはとても短いのです。
Girl meets girl――『エンジェル・フェスタ!』に関連して
どうも、お久しぶりです。
分かってはいたけれど、一度更新切らすとなかなか戻ってこれないね。うん。
そんな僕を戻ってこさせるほど衝撃だったこととは。そう、「エンジェル・フェスタ!」の2巻発売です。まだ買ってないけどね。
正確には、それに付随したPVの公開、かな。
これ。
まあ、普通に「エンジェル・フェスタ!」は追いかけていきたいと思ってるけど、驚いたのはこの曲のタイトル。
FEALsのデビュー曲のタイトルは、『Girl meets Girl!』だそうです。
僕は「ボーイ・ミーツ・ガール」って言葉が好きなんだけど、そこが問題というわけじゃない。
桜trickのキャラソンでおんなじタイトルのがあるんですよ。
ここで試聴できます。渕上さん歌うまいと思います。
これのせいで、「エンジェル・フェスタ!」の方も百合百合しく見えてしまいます。どう考えてもこちらが悪いですけど。
ちなみに、今回僕が「エンジェル・フェスタ!」の曲が公開されたことを知ったのは、ヒロカズさんがリコーダー版をアップロードしたからです。
こちら。
この方、生粋のラブライバーにしてリコーダー吹き。アニソンのリコーダーverをものすごいスピードで編曲・演奏し、youtubeにアップする方であります。
曲名だけ見てビビってしまった結果、こんな記事を書くことになりました。
将来を、考える。――君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?(マガジンハウス)
図書館の「将来開発コーナー」とかいう意識高そうなコーナーに並んでいた本を、なんとはなしに手に取った。
- 作者: 田村耕太郎
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2012/06/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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いわゆる「留学本」になるのかなあ? 若者よ、海外へ行け! みたいな内容。
この手の本にしては、少し古い気がするけど、まあ気にしない。アベノミクスによる影響とかについては、自分で考えるかこの著者のもっと新しい本を読めばいいのでしょう。きっと。
一番インパクトがあったのは、この一節。
「最大のリスクはリスクを取らないこと」
近いところで、こんなことも言っていた。
「目先の1年や2年なんて20年、30年の単位で考えると誤差の範囲だ。」
このあたり、正直気付いていなかった。友人関係的な面でいえば、特に僕の置かれている環境だと後者は一概に言えないかもしれないけど。
問題は、前者。これまでの自分の行動を振り返ってみると、確かにあまりにもリスクを取らな過ぎかな、と思う。「失敗」をあまり経験していない、と言い換えてもいい。
いつも決断を先延ばし先延ばしにしてきた僕だけど、幸い(と言っていいかわからないけれど)、来年度には将来の生活まで織り込んで、色々と決めなきゃいけない。
まあ、これでいきなり学校中退して起業したりはしないけど、ね。
そんなことを考えさせられる、きっかけにはなった。
また、「英語力」の重要性についてもだいぶ強調されていたと思う。
僕は学校の中では上位層にいる自信はあるけれど、やっぱりまだまだだな、と思っているので何とかしたいと考えている。
全体的な感想としてもう一つ挙げたいのは、日本をageすぎていないこと。
日本の恵まれている点はしっかり伝えつつ、昨今のテレビ番組のように「日本sugeee」に終始していない点は良いと思う。
何十年後かにこのブログをふと見返した自分が、あの頃はそんなことで悩んでいたのかって笑い飛ばせるくらい、幸せで、面白い人生を送りたいと思った。思わされた。
そのためには、今、そしてこれからずっと「努力」が必要なんだな、って。そう思った。
ともかく、「将来を真剣に考える」きっかけになりそうなこの本。
何十年後かに、死ぬほど感謝することになるかもしれない。
やっぱり、えぐい――Othello(Penguin Readers)
学校の課題で(というか、ネイティブレベルの英語なんでもいいから読んでこいってやつなんだけど)読みました。レベル3だから、そんなにむずかしくなかった。
Penguin Readers: Level 3 OTHELLO (Penguin Readers, Level 3)
- 作者: William Shakespeare
- 出版社/メーカー: Pearson Japan
- 発売日: 2009/03/01
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
ウィリアム・シェイクスピア先生の「Othello」。四大悲劇のひとつです。
実は日本語で読んだことがないので、今回ストーリーをはじめて知りました。
今となってみては「よくありそうな」悲劇だけど、当時は新鮮だったのかな?とりあえず、シェイクスピアの悲劇はえぐすぎて好きになれないです。
コメディの「真夏の夜の夢」も、某ビデオネタのせいでいまいち好きになれない。オベロンとチターニアは覚えたけれど。
昔習ってた先生に、シェイクスピアが好きな先生がいて、テストでは毎回"Shakespeare"のスペルを書かせていたっけ。
早いうちに、四大悲劇その他の有名どころはおさえておきたいですね。
誤訳の定着しそうな現場を見た――「破壊の天使」について
昨日、Twitterでこんな記事が流れているのを見た。
いわゆる「まとめ」サイトはRTはしないことに決めているのだけど、ついつい便利なので見てしまう。キノコは小さい頃に図書室のキノコ図鑑を端から端まで読んだくらいには好きなので、クリックしてみたのであった。
曰く、ヒトヨタケ(名前だけ知ってた)の英名が「インクキャップ」で、異名は「破壊の天使」だとか。キノコって不思議なやつ多いよね。キヌガサタケとか好き。
いわゆる「競技クイズ」「早押しクイズ」をやっている僕は、ここであることを思い出します。ドクツルタケというキノコの異名は、「死の天使」。
「破壊の天使」という異名を持つキノコはヒトヨタケですが、「死の天使」という異名を持つキノコは何でしょう?
みたいな問題が作れそうな気がします。もう少し詳しく調べてみましょう。
Google先生に「ドクツルタケ」について聞いてみる。
1番上に出てきたのはWikipedia。
ふむふむ……
欧米では「死の天使」(Destroying Angel) という異名をもち、
ん?
>Destroying Angel
……これって、「破壊の天使」じゃないの?デストローイって破壊でしょ?
真実をねじ曲げたのはど こ の ど い つ だ。こうなったら突き止めてやる。
「オタクニュース」にソースとして貼られていたライブドアニュースのリンクをクリック。
ライブドアニュースにソースとして貼られていた「らばQ」というサイトのリンクをクリック。
「らばQ」にソースとして貼られていた海外掲示板のリンクをクリック。
たどり着いたのが、ここ。
The Inky Cap Mushroom is as interesting as it sounds : pics
3リンク辿らなきゃいけない時点で、日本のネットの仕組みがおかしい気がする。インターネットとはそういうものだ、と言われてしまえばそれまでだけれど。
英語をがんばって読む。
Here's a mushroom that will kill you though, and it looks quite innocuous. It's referred to as the destroying angel for this reason:
http://www.pharmanatur.com/Mycologie/Amanita%20virosa%2010.jpg
うん。これがドクツルタケについて書いてるところだね(2レス目)。
>destroying angel
次は「らばQ」を見る。
ヒトヨタケは食べられるキノコだが、アルコールと一緒に食べると死にたくなるらしい。実際に食べると死ぬキノコには以下のものがあるが、見た目は無害だ。それゆえに「破壊するエンジェル」と呼ばれている。
これ、上で書いたレスを単純に日本語訳しただけっぽい。画像が抜けてるからわかりづらくなってるけど、この段階では
ヒトヨタケ≠「実際に食べると死ぬキノコ」=「破壊するエンジェル」
となっている。
さて、ライブドアニュースは、と。
見出しでアウトだった。
『異名は「破壊の天使」』って……担当者、日本語読めないかインパクトだけで選んで読み流したでしょ。
下の方に書いてあるレスの日本語訳版はらばQの状態のままなので、この見出しを書いたライブドアニュースが一番責任が重い。
今回に限って言えば、「オタクニュース」はライブドアニュースの記事を拡散しただけなので、そこまで責任は重くないと思う。逆に、最初に英語から日本語にした「らばQ」の時点で"destroying angel"を「破壊するエンジェル」ではなく「死の天使」と訳し、ちゃんと「ドクツルタケ」という名前も併記しておけばこのような事態を招くことにはならなかったので、「らばQ」の方にも反省していただきたいと思った。
<「破壊の天使」について>
左の「ドクツルタケ」の通称が「destroying angel」で、日本語では「死の天使」と呼ばれています。
右の「ヒトヨタケ」は「inky cap」。「破壊の天使」という二つ名はありません。ご注意を。 pic.twitter.com/abDpuHhBLh
— かいだこ (@kaidako) 2015, 1月 9
こんなツイートもしたけど、1ふぁぼしかもらえなかった。泣きたい。
さらに言えば、同じ"destroying angel"でも「死の天使」「破壊のエンジェル」と2通りに訳されるだけで、日本語では異なる単語に見えてしまうから不思議。「トウキョウトガリネズミ」の例といい、誤訳っていうのはこうやて生まれるのね、と思った。
まとめ:ニュースサイトの見出しや、まとめサイトは鵜呑みにせず、必ず自分で元サイトまで辿るなどして、信頼のおける情報を入手しよう。
「読者」を考える――プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術(KADOKAWA)
今日読んだのは、これ。
いやほら、仮にもこういったブログを開設した以上、やっぱり多少はそういうことも考えた方がいいかなあって。
割と新しい本ですね。僕は図書館から借りました。
ライフハック(日本版)はたまにTwitterから見に行ったりするんだけど、書評は見たことない。まあ、ビジネスパーソンという、この人のターゲット層なわけではないから当然といえば当然なんだけど。
わかりやすく書かれた文章だな、と思った。それこそ、「日本語を読める人なら誰でも理解できるような文章」という理想に近い文章だった。
書中にもあったけど、深夜テンションで書いたモノ以外なら、文章というものは結局自分以外の「誰か」という読者に伝えるために書かれるもの。この本を読んで、それを再認識した。
もともとこのブログなんて、読んだ本とその感想の記録のためにはじめたようなものだけど、こういった本を読んでしまうと多少ターゲットを意識したくなってしまう。なので、これからは「面白かった度」「すぐ役に立つ度」を書こうと思います。
書く場所とか、タグとかはおいおい考えます。
面白かった度:4
すぐ役に立つ度:2
読んでいて気になったのは、「個人的には」という言葉の扱い。
自分で物語ではない、こういった説明文的なものを書く時、もっとも修正する頻度が高いのがこの「個人的には」という表現。英語なら"In my opnion,"とでもなるのだろうか。なんだか、自分の言ったことに自信がない感じが滲み出ているような気がして、どうしても避けてしまう。
この「個人的には」が、この人の文章には少し多いように感じた。文章に関しての考え方(漢字/ひらがなの使い分けについてなど)については、非常に共感を持てた。そんな本だった。
怒涛の終盤――月でウサギを飼う方法(小説家になろう)
12月半ばに途中まで読んで、大晦日に完結してたのに気が付いてなかったので、今日最後まで読んだ。「なろう」でSFは貴重。実弾兵器くらいかな?
六章後半~七章の、終盤の展開が素晴らしかった。それまでに巧妙に張り巡らされたたくさんの伏線が、全てつながって、フィナーレへと向かっていく感じ。完全にSFだけど、最後の方にはミステリ要素も混ざってきて、そしてきれいにまとまる。
商業作品に似た感じの、webに掲載されているのがもったいないくらいの作品です。
ウサギ肉とカイコが食べてみたくなった。どこで食べられるんだろう。
軽くググってみたら、ウサギは高級なイタリアンとかフレンチレストランで食べられそう。カイコは……JAXAの相模原キャンパスの一般公開とか行かないとダメそうかな。
明日はちゃんとした本の紹介をしようと思います。
今日もまともなもの読んでません
webで英語の文章を2つほど読んだくらいか。
windows8.1で(新しいPCを買った、そのうち紹介する)、既につけてしまったユーザーフォルダの名前を、レジストリをいじることによってリネームする方法とか。
あとは、
BBC News - Why hasn't Japan banned child-porn comics?
"Lolicon manga"について書かれたBBCのニュースとか。Twitterで流れてきた。
後者については、もう少し詳しく読んでみたいと思う。